2004年05月21日

◆今日の一品◆
D製 パステル壁
今日も新アイテムが登場しましたね。これもメモリアルボックスを使っている人はすでにご存知のアイテムですが、「パステル壁」が配布になりました。
パステルカラーとは、色に白を加えた色のことです。例えば若葉の淡い浅黄色、さくらのピンク、風にそよぐラベンダーのうす紫などがパステルカラーです。
パステルカラーのパステルは画材の「パステル」からきています。画材のパステルはイタリア語のpastelloが語源。
パステルという画材は、粉末の顔料(色の粉)をごく少ない接着成分で固めた棒状の絵の具です。みんなもよく知っているチョークやクレヨンも仲間です。水を使わないで紙の上で混色するので500色もそろえる会社があるくらい。粉っぽく紙にしっかり定着しない短所もあるけど、その柔らかさや色の美しさ、すぐ描ける手軽さが魅力です。パステルには他の絵の具のように接着成分が入っていません。大根を下ろすようにガリガリとパステルを削って、粉末の顔料がつきやすい表面に特別な加工をした専用紙があります。
ガラスや大理石の粉末が入っています。でもたいていの紙には肌理(きめ)といって、表面に凹凸がありますから、和紙とか新聞紙とかいろいろ試すのがいいみたいです。紙がそろえばもうOK!クレヨンとかチョークみたいに手軽に描いてみましょう。手が道具です。色は紙の上で混ぜられるので、粉っぽさを生かしてこすったりぼかしたりしましょう。面白いのは他の描画材料との組み合わせです。綿棒やねりけしは細かいところに便利。ただし、完成後はフィクサチーフという定着用のスプレーをかけたり、パラフィン紙などで画面を保護するのをお忘れなく。