2003年01月20日

◆今日の一品◆
D製 海床
今日の新アイテムはドルフィンタウンの住人なら、だれもが欲しいと思っていた、お部屋を海、それも砂浜にかえる床でしたね。(なんとなく、これに続く壁が出そうな予感がします・・・。)

東京近郊の砂浜はほとんど人工海岸です。人工海浜の目的には大きく2つあり、1つはなくなった砂浜を元の姿に戻すことで、砂浜が持っている「波を砕く」という機能や生物や植物の生息・生育域としての機能を再び蘇らせるということですが。もう1つは、海水浴などの海洋性レクリエーションの場を新たに作り出すということでです。人工海浜は、そのままでは侵食を受け養浜を行なう前の状態に戻ってしまうため、突堤や離岸堤などのように砂が波にとられないようにする補助的な構造物を一緒に作ることによって砂を新たに補給しなくても安定しているものと、定期的に砂を補給し続けること(例えば、サンドバイパス、サンドリサイクル)によってその姿を保っているものがあります。
こういった開発目的ではなく、波によって海岸の砂が削り取られたような海岸に再び人の手で砂を戻してやる行為は養浜といいます。